和歌山城から始めよう! みんなにやさしい和歌山をつくる会
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設立趣意書


 私たちは、私たちの住むこの和歌山がすべての人にやさしいまちとなることを目指して、和歌山城から始めよう!「みんなにやさしい和歌山をつくる会」を立ち上げることにしました。

 和歌山には海や山からもたらされる豊かな自然と産物、万葉の熊野古道、そして紀州五十五万石の徳川御三家という由緒ある歴史を持つ、他には類を見ない素晴らしい財産が数多くあります。その中でも、和歌山城は、和歌山に来られた方々が必ず訪れる観光スポットであり、和歌山市民の憩いの場でもあり、和歌山のシンボルといえる存在です。
 古くは民の幸せを願って政治が行われた場所であり、文化の発信地でもありました。
 今般、私たちはこの和歌山城から「みんなにやさしい和歌山」を発信していきたいと思っています。私たちはいろいろな特性や個性を持つ人々とかかわり合い助け合って生きています。2006年12月13日の国連総会において「障がいのある人の権利条約」が全会一致で採択されました。障がいのある人もない人も、地域でその人らしく生きていける社会が求められることになりました。また、これからもますます高齢者は増え続け、今以上に支え合う地域づくりが求められてきます。これらの基盤整備として、公共施設のバリアの軽減は緊急の課題となってきます。

 いま、市民・NPO・企業・学校・行政が参集し、和歌山城のバリアフリー化に携わることは、「みんなにやさしい和歌山」をつくる第一歩になります。
 さらに2015年には、和歌山県で国体が開催されます。観光都市和歌山が「みんなにやさしい和歌山であること」は重要であり、その実現は和歌山をアピールする良い機会になると考えます。私たちの活動の趣旨にご賛同くださり、ご参加くださいますようお願いします。

                                   平成24年6月吉日
      和歌山城から始めよう!「みんなにやさしい和歌山をつくる会」 呼びかけ人
         笹尾恭子(代表) 橋本雅史 樫畑直尚 永井慶一 鈴木裕範
         金川めぐみ 豊田泰史 中井均 川島寛子 (順不同)     



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